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昭和の古いマッチ箱

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今、岡山市内でZINE展が開かれています。ZINEは「ジン」と読みますが、個人でデザイン・編集された小冊子のことで、大勢の参加作家さんによるZINEを会場で展示・販売しています。

「ZINE展 それぞれの本のかたち3」
2014年2月7日(金)〜16日(日)※10日休み
12時〜19時(最終日17時まで)
岡山市北区出石町1-4-6 pieni deux:地図

この展示、僕も毎回楽しみにしていて、今回もお邪魔しました。たくさんの冊子に囲まれて、幸せな気分になっていたところ、ふと会場の一角に小さな箱が。近寄ってみると、これがなんと昭和30〜40年代の古いマッチ箱。

販売もしているということで、たくさん並べられた中からいくつか購入させてもらったのですが、その中の一部をご紹介したいと思います。

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一番上のマッチ箱は名花苑というホテルで、この写真はその裏面。
岡山駅前の高島屋百貨店の裏手にあったようですが、現在はすでになくなっています。
白と黒のコントラストがカッコいいですね。

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「喫茶どらごん」のデザインも強烈に惹かれました。この余りある余白はすごいです。

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湯原温泉の喫茶店のようですね(現在もあるのかどうかはちょっとわかりませんが)。
あと、これは外箱が木で出来ています。木製のマッチ箱を手にするのは僕も初めてです。

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これもカラーリングが素晴らしい。
阿知というのは倉敷にある地名ですが、「阿知もなか」というお菓子は初めて知りました。

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側面に記された、こういう住所や電話番号も時代を感じさせます。
「岡山会館一階」という文字が見えますが、今はビックカメラになっていますね。

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清冽なデザインがいいですね。麦の字もいかにも麦という感じ。

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裏面もグリーンの麦のイラストが美しい。
これも岡山にあったお店らしいのですが、岡山で午前2時まで営業している喫茶店は珍しいです。

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モダンで印象的なデザインです。電話番号が5桁の時代があったんですね。

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裏面は英文表記。下に書いてあるのは東中山下で、岡山市内の地名。
ただ、今は東中山下という地名もなくなっています。

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無駄な装飾のない潔いデザイン。それでいて枠線は箔押し。お金掛かっています。
住之江と聞くと大阪の地名を思い出しますが、これも岡山のお店です。

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裏のイラストも箔押しですね。新西大寺町の電停近くにあったようです。
本格的チャコールとありますが、チャコールはたぶん炭のことだと思います。

ちなみに、このマッチ箱を1個買うと、素敵なマッチ箱について語られた小冊子が1部付いてきます。こちらも面白いお話が載っていましたよ。

というわけで、ZINE展に来ながらマッチ箱ばかりの話になってしまいましたが、古いモノはなかなか岡山では手に取る機会がないのですっかり夢中になってしまいました。もちろんZINEの方もクォリティの高い作品がたくさん展示・販売されています。

2月16日(日)までですから、お近くの方、どうぞお早めに足をお運び下さい。ちなみに2月10日(月)はお休みです。お間違えございませんように。

2014年2月9日(日)


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