工房日誌

Posted on 2013-06-08
ゆうちょ振替、始めました。

お支払い方法に、ゆうちょ振替が新たに加わりました。ゆうちょ銀行に口座をお持ちの方にとっては、かなりお得なお支払い方法になるかと思いますので、どうぞご利用頂ければと思います。

ゆうちょ銀行に口座をお持ちでない方も窓口での電信払込みは可能ですが(通常払込みはご利用頂けません)、手数料がかなり割高になりますので、他のお支払い方法をおすすめ致します。この点、ちょっとご注意頂ければと思います。

写真はうちの近所にある郵便局です。僕の住んでいるあたり、今でこそベッドタウンみたいになって、金融機関もいくつか出来ていますが、昔は田んぼばかりで、お金を預ける場所もこの郵便局しかありませんでした。子供の頃、何度か母親に手を引かれて行きましたが、中は当時も今もほとんど変わってなくて、僕にとっては非常に懐かしい場所です。

2013年6月8日 土曜日

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Posted on 2013-06-04
帆布の話

ポール工房で使っている生地は倉敷産の帆布ですが、写真はその倉敷のメーカーさんから取り寄せた11号帆布の生地サンプル。小物などに使われることの多い11号は色数も豊富で、全部で20色あります。このサンプルはなかなか使い勝手が良くて、配色を考えるときには一日中いじったりしています。

じつはトートを作り始めるまで、倉敷が帆布の一大産地だということを知りませんでした。勉強不足も甚だしいのですが、色数が豊富で尚かつ上質な帆布を作っているメーカーさんはないだろうかと調べているうちに、僕の住んでいる岡山市の隣町・倉敷市で、古くから帆布生産を行っていることを知ったのです。まさに灯台もと暗し。

倉敷はデニムも含めて、江戸時代から綿織物がさかんな土地です。その経緯を話し出すと長くなるのでまた別の機会にしますが、古くから続いてきた綿織物のノウハウが残っていて、それが帆布の生産にも活かされているというわけです(勉強不足を反省してかなり調べました)。

このメーカーさんは複数の原糸を一本にしていく「合糸」という工程から手がけています。何本合わせるかで帆布の厚みと号数が決まるのですね。そこから撚りをかけて強くする「撚糸」、タテ糸になる糸を整えてロールに巻いていく「整経」と進み、実際に織り上げていく「製織」を経た後に検反作業と仕上げを行うわけですが、その各工程で熟練した職人さんの目がしっかりと光っています。

例えば整経という巻き取りの工程では、季節や天候によって変わりやすい糸のコンディションを見るために、職人さんが糸に手を添えて確かめるということです。僕も実際にミシンで縫っていてわかるのですが、糸というのは実にその日の湿度の影響を受けやすいもので、乾燥した日と湿度の多い日で設定の微調整が必要になってくるんです。

そうやって作られた生地は、職人さんの目と手を注がれたものならではの丁寧さが感じられます。何と言っても、まず手触りが良いということ。それから生地の目が詰んでいて風合いのある質感を持っていること。これはやはり一本一本の糸が均等になるように、職人さんによって注意深く織られているからだろうと思います。そのような人の目と手をきちんと経てきたモノは、どこか清々しく晴れがましい顔をしている気がします。

この生地、僕の家から倉敷のメーカーさんまで車で4、50分の距離ですので、直接買いに行きます(たまに宅配便で送ってもらうこともあります)。県道児島線という道を車で走っていくのですが、これは昔の金比羅往来という四国の金比羅さんに渡る人たちが通っていた街道が原型になっていて、今でも瀬戸大橋を渡る車が往き来しています。

休憩するほどの距離ではないものの、時間があれば途中のドライブ・インに立ち寄ります。右の写真はそのドライブインのエビフライと牡蠣フライの定食。帆布とまったく関係のない写真で恐縮ですが、じつはこの店に立ち寄るのが僕の密かな楽しみです。今の季節ならアイスコーヒーを飲みながら、四国に向かう車の流れを窓からしばし眺める。そうして往時の金比羅往来に思いをはせ、あたかも街道の茶屋にタイムスリップしたような気分を味わっているのです。

2013年6月4日 火曜日

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Posted on 2013-05-26
ブクトレ、ありがとうございました!

25日土曜日に開かれた第3回山陽学園ブックトレード「ブクトレ!」、ポール工房も出店させて頂きましたが、おかげさまで盛況のうちに無事に終了することができました。お越しになった皆様、ご協力頂いた皆様、どうもありがとうございました。

僕自身が売場に立って販売するという機会はなかなかないのですが、商品を前にして、お客様と直にお話しさせて頂くと、「なるほど!」と思わず膝を打つようなアドバイスや、また励みになるお言葉を頂いたりして、実に貴重な機会だなあと改めて実感致しました。

参加者の皆さん、場を提供頂いた山陽学園さん、そして山陽女子中学校・高校の生徒さんに改めてお礼申し上げます。

2013年5月26日 日曜日

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Posted on 2013-05-16
山陽学園ブックトレード

今度の5月25日(土)に岡山市内の山陽女子中学・高校で開かれるブックトレード、昨年に続いてポール工房も出店します。当日は僕も会場で参加者の皆さんをお迎えし、豆トートなどの販売をします。もちろん、学外のどなたでも参加できるイベントです(上の写真は昨年時のものです)。

第3回山陽学園ブックトレード「ブクトレ!」
2013年5月25日(土)AM10時〜PM2時
山陽女子中学・高等学校 上代淑記念館(岡山市中区門田屋敷2-2-16・地図

ブックトレード、つまり読み終えた本の交換会は今たくさんありますが、この山陽学園の場合はひと味違っていて、「おすすめ本の交換」がテーマになっています。これ、いい本だった。できれば手元に置いておきたい。でも、この本の良さを誰かに知って欲しい。伝えたい。だから、ブクトレに出そう。と、こういう仕組みでして、参加者の人たちの愛と苦悩の末に選ばれた本が集まっているわけです。

僕もこのブックトレードに毎回参加していますが、本のセレクトにはいつも悩みます。昨年は画家・猪熊弦一郎氏の愛用品を集めた『物物』という本を出しました。 写真はホンマタカシさん、セレクトは岡尾美代子さん、寄稿が堀江敏幸さんという贅沢な本で、正直に言いますと出そうかどうしようかかなり迷いました。ちょっと勿体ないかなと。ただ、それでもトレードに出そうと思ったのは、この本をきっかけに猪熊弦一郎のことを知ってもらえたら、と思ったんですね。

ひょっとしたら、この本を手にする人はすでに猪熊弦一郎のことを知っているかもしれません。でも、知らないかもしれません。知らない人がたまたまこの本を手にして、猪熊弦一郎の存在を知り、彼の絵に興味を持ってくれたら、と想像すると楽しくなってきたのです。岡山の向かい、香川県の丸亀市には猪熊弦一郎現代美術館もありますから、そこまで足を運んでもらえるとさらにうれしい。愛用品を知った後では、彼の抽象作品がまた違ったものに見えてくるでしょう。

このブクトレはそうやって自分の本棚を眺めながら本を選ぶところから始まっているかもしれませんね。そして、シェアすることでもたらされるのは具体的なモノや情報だけではなくて、自分のおすすめを誰かに知ってもらえる喜びや、誰かが喜んでくれることを想像する楽しみも含まれているなあ、と思うのです。それが自分の生活にもちょっと潤いを与えてくれる。そういうシェアする楽しさも今回のブクトレで味わってもらえたらと思います。

当日は埴輪をモチーフにしたハチミツ味のハニワドーナツ「Honey Wa」(写真左)や、古書五車堂さんや古本斑猫軒さんの販売ブースも並びます。さらに一昔前の岡山の様子を写真に記録した「CHINO COLLECTION 60′s~70′s岡山市街地の記録」も展示されますよ。 盛りだくさんの内容で皆さんをお迎えします。初夏の気持ちのよい季節、ぜひ大勢の方においで頂ければと思います。

2013年5月16日(木)

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Posted on 2013-05-14
まめ・まめ展


現在、岡山市内のカフェで開催中の「まめ・まめ展」に、ポール工房も豆トートを出品しています。これはその名のとおり、7名の作家による豆豆しい小さな物ばかりを集めた展示です。

「まめ・まめ展」 
2013年5月1日〜5月30日 AM10:00〜PM8:00(月曜休)
カフェ・Cornetto(コルネット)
 岡山市北区表町1-11-1 中之町第一ビル 1F(地図



では、順番に紹介していきましょう。まずは、だいまるきみ子さんのトロールベル。
これはトロールという小鬼の形をした土鈴です。その名の通り、土でできた鈴なのですが、
何とも言えないひょうきんな表情のトロールが愛らしくて僕の大好きな作品です。


そして、ひよ子さんによる豆巻おみくじ。巻物を開くと中には招き猫とおみくじ。
招き猫が右手を挙げていると金招き、左手を挙げていると福招き。
来場した皆さんがワクワクしながら買っていく大人気の一品です。


さぼてんさんの豆本も感動的な小ささ。単に小さいだけじゃなくて、
しっかりとした造本なのも素敵。手元に置いておくだけで幸せな気分になりそうです。


しましまさんのフェルト人形。
僕も四十歳を越えた中年男ですから、表向きは「かわいいよね、これ」とボソッと呟くだけですが、
心の中では「何これ! かわいいの! チョーかわいいの!」と叫んでいます。
中年男も乙女になっちゃう。それぐらい可愛いのです。 


クレイマーズさんのスマートフォン用アクセサリ。これもたまらんでしょ?
ペンギンや犬がスマートフォンの上からちょこんと顔を出しておるわけですよ。
僕もたまらず1個買ってしまいました。


そして梅田剛嗣さんの枡ボックス(画面左)とミニ一閑張(画面右)。
備前焼みたいに見えますが、これ、実は柿渋染めの和紙なんですね。
特に枡ボックスは幻想的な雰囲気もあって、和紙の可能性を探っている梅田さんならではの作品。
会場の向かいに梅田さんの和紙のお店があります。こちらも楽しいものがたくさん揃ってますよ。


最後に不肖ポールの豆トートです。 チャームみたいにカバンの把手からぶら下げたり、
あるいはポーチの中に入れてバッグ・イン・バッグのような使い方をして、楽しんで頂ければと思います。

この「まめ・まめ展」、5月30日まで開催しています。岡山の表町に立ち寄られることがあれば、ぜひ会場のカフェ「コルネット」を覗いてみて頂ければと思います。ちなみにコルネットさん、昼間からワインが飲めるお店。僕もときどきグラスワインを傾けながら、チーズをつまんでおりますよ。

2013年5月14日(火)

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Posted on 2013-05-09
再び、はじめまして

長らくお待たせしました。ポール工房がリニューアルオープンです!
初めての方にも以前からご存知の方にも、「再び、はじめまして」という新たな気持ちでお迎えさせて頂ければと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

では、早速サイトの紹介です。
こちらの「オンライン・ショップ」でご案内していますが、今回リリースするトートは新色が目白押しです。そしてご近所トートファンには朗報! 今までは生成のみだったご近所トートに色数が増え、持ち手も肩掛けと手提げの2タイプになりました。

道具入れと筆入れもご好評だったグレー、エンジ、ブラックに加え、新たにターメリック色が登場。そして、紐の部分は今までは江戸打紐でしたが、今回から革紐に変わっています。

このあたりの見所は語り出したらキリがないんですが「おいおい、ポール、話が長いよ」と言われそうですので、気になる方はそれぞれの商品ページでじっくりご覧頂ければと思います。 細かい部分に関してもかなり手を加えています。

また今後、巾着袋や豆トートなども順次ラインナップに加えていきたいと思っています。こちらもご期待下さい。

ご注文について、従来はメールで受付していましたが、「知らない人にいきなりメールするのはちょっと」という場合もあったと思います。そのあたりの反省も含め、今回からショッピングカートを導入しています。「いやいや、私はやはりメールで注文したい」という方がいらっしゃったら、それはそれで対応しますので、こちらのご連絡フォームからメール頂ければと思います。このあたり、小商いならではの融通は利きます。

また、お支払い方法も銀行振込(前払い)が加わりました。「代引はちょっと面倒なのよ」という方はご利用頂ければと思います。お支払いなども含めて、お買い物の仕方などはこちらのお買い物ガイドをご覧ください。

初めての方は「そもそも、ポール工房って何なの?」と思われるかもしれません。申し遅れました、ポール工房の中原ポールと申します。ここで自己紹介を始めてしまうとこれまた大変長い話になりますので、詳しくはこちらのプロフィールをご覧頂ければと思います。

簡単に言いますと「岡山の片隅で、トートや雑貨を作っているおじさん」ということになります(長くなると言いつつ、ひと言で済んでしまいました)。

最後に、ご覧頂くタイミングによっては在庫切れを起こしている場合があるかもしれません。そのときはせっせと追加生産して補充していきますので、「なんだ、売り切れたのか」という場合でも少し日にちをおいて、ご覧頂ければ助かります。

というわけで、ご挨拶が大変長くなりましたが、カモメ共々、どうぞこれからも宜しくお願い致します。

2013年5月9日(木)

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